技術オタクが集うギークハウス

プログラム処理

シェアハウスというものが注目を浴びている中で、
特定のテーマに特化したようなものも出てきています。

ギークハウスプロジェクト

今回取り上げるのはギークハウスプロジェクトと呼ばれる、
2008年夏にスタートしたシェアハウスの企画です。
ギークハウスプロジェクトのシェアハウスはギークハウス東日本橋や
ギークハウス元住吉というように地名が後についており、
一つの運営会社が運営をしているというわけではなくそれぞれの場所で自由に運営されています。

ギーク(Geek)というのは元来IT技術に詳しい技術オタクを指す言葉なのですが、
ギークハウスというのはそういう技術オタクの人が集まって、
シェアハウスで共同生活をするということです。

このプロジェクトではプログラマーやITエンジニア、
ウェブデザイナーといった技術オタクに限定しているわけではありません。
ライターやクリエイター、ブロガー、ネットゲームのヘビーユーザーなどのように
インターネットやコンピュータが好きな人に対しても門戸を開いています。

ネット上のコミュニケーションを重視

ギークハウスの特徴の一つ目はTwitterやSNS、ブログなどと言った
インターネット上のコミュニケーションを重視しているということです。
ギークハウス内でのコニュニケーションや複数のギークハウス同士の
コミュニケーションに関しては直接顔を合わせて、
コミュニケーションをとることも実際はできます。

ですが、インターネットであれば、直接顔を合わせることが時間や距離の関係から
難しいというような人でも簡単にコミュニケーションが取れるということです。
そういうところから新しいビジネスモデルがひらめいたり、
リアルに集まるイベントが開催されたりします。
ギークハウスの特徴の二つ目はIT技術に関して、
積極的にスキルアップを図る仕掛けがあるということです。

同じギークハウス内でグループを組んで新しいWebサービスを開発したり、
グループを組んでプロジェクトを手掛けたり、
何らかのコンテストに参加したりするというようなことがあります。
その他にもそれに詳しい人を呼んでプログラム関係の勉強会を行ったり、
IT技術関係の雑誌や書籍が揃ったりしています。

勉強会については自分の詳しい分野があったら講師を依頼されるということもありますね。
ギークハウスプロジェクトのシェアハウスは2008年夏からスタートし20件近くが開設しており、
全国中で今でも開設予定のところがあります。
それぞれのシェアハウスごとに条件などは違いますので、
詳しい物件の詳細というのは住みたいシェアハウスに問い合わせる必要があります。