体験談5

若者

ここでは、シェアハウスに関する体験談について紹介しています。

留学に備えて「英語が学べるシェアハウス」に

大学生男性(21歳)
自分が今住んでいるのは、「英語が学べるシェアハウス」です。
大学では英語を専攻しているのですが、なかなか生の英語に触れる機会が少なく、
自分の英語力にはほとんど自信が持てないでいました。
将来は留学することも視野に入れていたのですが、
これでは留学先で何も学ぶことができないかも……と悲嘆にくれていたんです。
文法や単語などの知識はあったのですが、大学の教授の知り合いの
アメリカの方と会話したときに、自分の英語は全然通用しませんでした。
やはり発音に問題があるみたいで、これはネイティブな英語に触れる必要があるな……と。
しかし、英会話スクールに通うお金があるなら、将来の留学費用にとっておきたい。
どうすればうまくいくか悩んだ末に、「英語が学べるシェアハウス」に申し込むことにしました。
他の普通のシェアハウスに比べると、若干料金が高かったのですが、
それまで住んでいたマンションとほとんど変わらない金額で
すむことができたので引越しを決意したのです。

日常生活で生の英語に触れられる

「英語が学べるシェアハウス」ではルームメートが外国人です。
同じ部屋を使って共同生活をして、生活の中で英語を学んでいけるというシステムになっています。
自分のルームメートは日本語もある程度しゃべることができていたのですが、
自分の場合は日常生活をすべて英語でしゃべってもらうようにお願いしました。
最初は何を言っているのかが伝わりにくかったり、
少しでも英語に触れる時間を増やしたかったからです。
自分の英語が相手に伝わらなかったりして苦労しましたが、
少しずつ教えてもらったりしながら意思の疎通ができるようになっていきました。
英語を教えてもらうかわりに、日本の文化やアニメ、漫画について
たくさん聞かれたのでいろいろと説明しました。
英語で説明を行ったので結構難しかったのですが、英語力の向上には役に立ったと思います。
自分も漫画は結構好きなので、共通の趣味があるということでずいぶん仲良くもなれました。
日本の漫画本をまるまる英訳したのは、さすがに大変でしたが……。
遊びながら英語を学んでいる感覚だったので、身につくのも早かったように思います。
ルームメートに聞いてみると、「英語が学べるシェアハウス」に住んでいる外国人は、
日本人に英語を教える代わりに通常のシェアハウス、ゲストハウスよりも
安く住むことができるそうです。
日本人は英語を学ぶことができるし、外国人は家賃を安く抑えることができるし。
いや、なかなかうまくできているなぁと感心しました。
このシェアハウスに住みだしてからおよそ1年。
英語にも少しずつ自信がついてきたのですが、留学費用を捻出するためと、
さらに英語に磨きをかけるために、もうしばらくこの生活を続けていこうと思っています。
ルームメートと仲良くなりすぎてだんだん離れがたくなってきた、
というのが一番の理由かもしれませんがね(笑)