体験談7

ここでは、シェアハウスに関係した事などを紹介します。

人とかかわるのが苦手だったわたし

専門学生 女性(20歳)
専門学校に進学するために専門学校の近くに住むことに決めました。
金銭的に不安があったので、普通の賃貸物件ではなくシェアハウスに住むことにしました。
考えていた家賃の相場よりもずいぶん安い賃料で部屋を借りることができたので、ラッキーです。
でも、自分の住む空間に家族以外の人が入ってくるのは落ち着くことができないんじゃないかな、
という心配もありました。

 

家族と暮らしているときにもちょっと遠慮してしまうような性格だったので、
余計にそう思ったんだと思います。
実は、シェアハウス暮らしをはじめて少しの間はなれない雰囲気にちょっとびっくりしていました。
でもだいたい1ヶ月か2ヶ月くらい経ったときだったかな?
シェアハウスの共同玄関で、なんだか女の人が少し困ったような感じで立っていたんです。
どうしたんだろう?何か困ったことがあるのかな?

 

でも関わるのもめんどうだし……そのまま部屋に入っちゃおうかなぁとも思ったんですが、
いつも挨拶をしてくれる人だったので、勇気を出して聞いてみました。
「どうしたんですか?」すると女の人は、「財布を落としてしまったみたいなんです」と泣きそうな顔。
それは大変だ!と思って、一緒に探すことにしました。

 

みんなで助け合い

たぶん共有スペースに落としたんだと思う、とのことでリビングやキッチン、
お風呂やトイレまでくまなく探しまくりました。
念のために女の人の部屋も探したのですが、どうしても見つからなかったんです。
もしかしたら外で落としたのかもしれないなあと考えていると、
いつのまにか他の人たちも部屋から出てきて、財布を捜すのを手伝ってくれました。
「どうしたの?」「財布がなくなったんだって。

 

一緒に探してあげようよ」何もいっていないのに、頼んでいないのに、
みんな暇な人が集まって人の役に立とうとしてくれるなんて……!
助け合いってすごいんだな、ってちょっと感動してしまいました。
結局リビングに置き忘れていたお財布はすでに管理人さんに届けられ済みだったのですが、
誰もが女の人を責めることなく、「よかったね」と言い合っていました。
女の人もほっとしていて、安心しているのがよくわかったのです。
なんだか、すごく気持ちがよくなって、シェアハウスを選んでよかったなと思った出来事でした。
それから私はこれをきっかけに話すようになった人ができて、
楽しいシェアハウス生活を送ることができています。

 

休日に一緒にショッピングに行ったり、日帰り旅行に行ったりしています。
みんな明るい性格なので、話しやすくて口下手な私でもとても楽しく過ごすことができているのです。
専門学校以外でも友達ができるとは思っていなかったので、すごくうれしいです。
これもあの時女の人に声をかけたからなんだなあと、人に優しくする大切さを実感しました。
これからはできるだけ人に優しくして、人の役に立つような人間になりたいと思っています。