防音状態の確認

ギターを弾く

シェアハウスのトラブルとして、音問題はあります。
普通の賃貸物件でもあるようなこの問題は、一つの家に数人で住むシェアハウスとなると、さらに身近に付きまといます。

夜遅くまで起きている人がいる、騒がしい人がいるなどから、隣の部屋の話し声や音楽が聞こえるなどのこともあります。
また生活リズムが違うと、夜勤の人は日勤の人の朝の目覚ましで起こされるということもあります。
深夜にドライヤーを使用した時や、携帯電話の音など、身近な音がシェアハウスでも響くこともあります。

これは、そのシェアハウスのスペックによって違うので、音を気にするならば、防音対策がされている物件を探すと良いでしょう。

防音の種類

・楽器用の防音室

楽器も大丈夫な防音設備の整った部屋です。
そのように言うシェアハウスの物件もありますが、大抵の場合はシェアハウス内に「防音室」や「スタジオ」を備えており、その部屋だけ防音になっている場合です。
それぞれの住居用の個室が防音仕様になっているわけではないのです。
部屋は普通の賃貸と同じぐらいの防音環境となります。
このようなシェアハウスはそれなりにありますが、楽器を練習したい人にはおすすめですが、個室で静かに過ごしたい人には向いていません。

・シェアハウスの個室が防音

シェアハウスのそれぞれの住居用の個室が防音になっており、楽器を演奏しても大丈夫なぐらい防音になっているという物件もあります。
しかしそのような個室全てが防音になっているタイプは。家賃も非常に高い物件が多いです。

家賃は月10万円を越えるような物件も多く、それでは賃貸アパートなどに住むのと変わりません。
そしてそのような完全防音のシェアハウスは、住人がそれぞれ部屋に籠もりやすく、これもまたシェアハウスに住むメリットをあまり活かせません。
防音設備のある賃貸アパートの方が、部屋に自分用のキッチンや風呂、トイレもあるので、そちらも検討した方が良いかもしれません。

・普通のシェアハウスでも防音

通常のシェアハウスでも構造がそれなりにしっかりして防音です、というところもあります。
しかし、静かに過ごせると思って引越すと、隣の人の話声が少し聞こえてくる、なんてこともあります。
確かに壁は多少厚くなっており、防音性能は高いのかも知れませんが、普通に想像する防音とはレベルは違い、少しの音なら防げるぐらいです。

やはり実際に内見してみないとわからず、壁の厚さはどれぐらいになっているのか、確かめるべきでしょう。
または、隣の個室にスマホなどを置いて音楽をならしてみて、壁越しにどれぐらい聞こえるか確かめても良いかもしれません。
防音加工がされておらず、防音性が高いと言っているシェアハウスは、実際に壁などを見てみないと、どれぐらいかわかりません。