体験談6

黒の洋服を着た女性

ここでは、シェアハウスについての体験談を紹介します。

一人暮らしを親に反対され…

大学生 女性 (18歳)
大学受験で、第一志望の大学に落ちてしまい、
実家から少し離れた第二志望の大学に進学することになりました。
進学先は決まったものの、一人暮らしをすることに両親は大反対。

実家から大学までは、片道二時間半、毎日通学だけで5時間も掛かると思うと、
一人暮らしをしたほうが効率的だし、何より一人暮らしへの憧れがありました。
一人暮らしをしてみたい!といえばいうほど、
両親は「一人暮らしは危ない」「家事もろくにできないのに」「一人だったらさびしくなるよ」
と強く反対してきたのです。

確かに不慣れな土地で知り合いもいないのに一人暮らしをするのは、
ちょっぴり不安に思うこともありました。
でも、大学生活を楽しむためにも、ぜひぜひ一人暮らしをしたい!と強く思っていたのです。
もう、むりやり家を出ちゃおうかな。
とか考えたのですが、仕送り0で生活できるあてもないし。

やっぱり一人暮らしはあきらめるしかないのかなあと思っていたら、
別の大学に合格した友達が「シェアハウスをつかおうと思うんだ」といっているのを聞きました。

シェアハウスなら!

シェアハウスって?私はそのとき初めてシェアハウスという言葉を聞いたのです。
どうも気になったのでその友達にシェアハウスってどういうものなのか聞いてみました。

シェアハウスでは何人もの人たちが年齢に関係なく共同生活をすること。
物件を選べば防犯などのセキュリティもしっかりしていること。
便利な場所にあることが多くて、私の通う予定の大学の近くにもきっとあるだろうこと。
それを聞いたとき、わたしは「これだ!」と思いました。

シェアハウスだったら、何かあったときも安心だし、一人でさびしいなんてこともないんじゃないか。
そう思って、両親に相談してみたのです。
すると、予想と違って両親はいい顔をしません。
「知らない人と暮らすなんて、逆に危ないんじゃないか」と言われてしまいました。

私はそれでもあきらめられず、渋る両親を連れ出して、シェアハウスの見学に行ったのです。
最初はあまり信頼できないといった感じの両親でしたが、
不動産屋さんの説明を聞いて、女性専用物件だったらセキュリティもしっかりしていること、
管理人さんが常駐している物件もあること、
防犯設備もしっかり整っていることを理解してくれたみたいです。

最終的には「シェアハウスに住むんだったら……」と、
しぶしぶでしたが私が家を出ることを許してくれました。
両親はなんだかんだいって寂しくなって帰ってくるんじゃないかと予想していたみたいでしたが、
大学でもシェアハウスでも仲のいい友達ができて、都会での生活を満喫しています。

この間はシェアハウスの友人と一緒に旅行にも行ってきました。
実家で暮らしていたらきっとできなかったであろう経験をいっぱいできています。
両親には悪いけど、自由な今がとっても気に入っているんです。
これから大学を卒業するまでは、めいっぱい楽しんで生活するぞ?!!