生活に必須の設備は足りているか?
シェアハウスに住むとなると、他の住人と共同で暮らし、生活設備も共同で使う場合もあります。
冷蔵庫や洗濯機などの電化製品から、風呂場やキッチンなどの生活空間を共同で使います。
これらが住人の数に対して、必要となる数があるかは、入居前には十分確認しておくべきです。
特に冷蔵庫や冷凍庫は何人かで共同で使う事も多いので、十分な容量があるか確認しましょう。
洗濯機は土日に利用が集中するために、少ないとトラブルの元になり、10人いるのに1台だけなどと、住人が多いのに1台しか設置していないとなると、考えるべきです。
靴箱も意外と盲点であり、玄関は共同で使用するので、靴箱も専用スペースが取ってあることが多いです
共同で数人が使うために、1人当たり何足置けるか、確認しておきましょう。
風呂はシェアハウスの中でも大事です。
特に朝の時間帯は多くの人が利用するので、運用ルールが決められているかどうか確かめましょう。
洗面台も同じく朝使う人が多く、特に男性の場合は自分の鏡を持っていない人が多いので、混雑すると揉めることもあります。
人数分余裕もって利用できる数が設置されているかチェックしましょう。
キッチンも自炊する人が多ければ、順番待ちになります。
夕方以降の19~21時ぐらいは混み合うので、使う人が多いと手の込んだ料理を作るのは遠慮した方が良いでしょう。
共同で使う生活設備は、本当に必要な所に必要な数だけあるというのが大事です。
見た目の良い最新の設備が揃っているけど、住人が多いのに1台しか設置していない、というのでは意味がないです。
これは実際に生活している人にしか分からないので、運営事業者が日頃から入居者の声に耳を傾けているかどうかが問われます。
料金設定やメンテナンス
シェアハウスの共用設備は、コイン式で使う度に利用料が必要になる設備もあります。
共用部分の水道光熱費は住人でシェアし、別途請求されるスタイルもあります。
実際に課金される料金や使ったお金などと利用頻度を考えて、計算をしてみて、妥当かどうか平均と比べてみると良いでしょう。
明らかに一般的な平均の利用料金と比べて高い場合は、余計に水増しして請求している、そもそも値段設定が高いなどの場合もあります。
特に電気料金だと、それほど使わないのに、アンペア設定が高いということもあります。
設備自体メンテナンスが行われている事も大事です。
明らかに設備が汚い、壊れていたりする場合は、管理せず放置している可能性もあります。
運営事業者に運用ルールを聞いた時に、住人で適当にやってもらってますなどの回答があった場合、そこのローカルルールを理解するまでに大変かもしれません。
ある程度運用ルールが存在するか、という点もチェックすべきでしょう。