軽視しがち!?運営事業者選びについて

設備

運営事業者との相性

シェアハウスを選ぶ時、重視するべきポイントは運営事業者です。
運営事業者は、数名ぐらいの個人や個人事業者、また不動産会社までその規模は色々あります。

入居後に快適な生活が送れるかどうかは、半分ぐらい運営事業者の姿勢と実力、あなたとの相性で決まります。
そのために、入居するときは事前に運営管理で気配りしており信頼でき、相性の良い事業者を選ぶ事が重要です。

共用設備のメンテナンスや利用ルールを決めるのは運営事業者です。
入居者の審査や受入れの判断をするのも運営事業者です。
そのために、シェアハウスの雰囲気は、運営事業者の性格や考え方、センスが反映されます。
これから入居するシェアハウスを選ぶ時、運営事業者選びを考えない人は多いですが、意外にもこれが重要なのです。

どのような運営事業者が良いのか?

まずは運営事業者の担当が物件を定期的に訪問するかどうか確認します。
訪問頻度は運営管理に対する事業者の意識を現わすバロメータになります。
複数の人が共同で生活するシェアハウスは、事業者が管理する部分が多く、物件にあまり来ない事業者は自社の物件よく知らないと言っても良いでしょう。
頻繁に訪れれば掃除を隅までしてくれたり、不足の備品を細かく補充してくれる、住人の意見をよく聞いてくれるなどあります。
逆にあまり物件を訪れない事業者は、それらに無関心と言うことになります。

ただ、シェアハウスに入居前にどれぐらい事業者が訪れるかはわかりませんので、直接下見の時に聞いたり、住人がいれば聞いてみると良いでしょう。

ほとんど物件を訪れない事業者は、入居者のトラブルを見つける事も、改善する事も難しいです。
普段会いもしない相手に、入居者は不満や心配を伝えることは少ないです。
こういう場合ほとんどの人は、不満があっても黙って出て行くので、特に直接物事を言うのを嫌う日本人はその傾向が強く、事業者は問題が大きくなり表面化するまで、その存在に気付ききません。
こうなると、不満やトラブルがあるような中で、住人がストレスを抱えながら住むこととなります。

逆に担当が頻繁に訪れる物件は、入居者の生活の細々とした不満にも気付きやすいです。
頻繁に訪れると言うことは、些細な変化や住人の様子にも気づきやすいです。
入居者が不満に感じる事は、多くは事業者側が気付けば、簡単に改善できるものの場合が多いです。

但し3名や4名程度の小規模なシェアハウスでは、実際に各物件に隅々まで手を掛ける事が困難なので、内部の住人に自主管理に任せる方が良いという場合もあります。
ただそのようなシェアハウスでも、まったく運営事業者が来ないというのは問題であり、少なくとも定期的に訪れてくれる方が良いことは間違いありません。